魅力いっぱいの大阪大学


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大阪府吹田市にある大阪大学は、関西圏の学生から高い人気を誇る国立大学です。阪大(はんだい)といえばピンとくる人も多いのではないでしょうか。2021年には箕面キャンパスの移転も予定されています。キャンパスの移転先である船場東地区は2020年度の北大阪急行線延伸に伴い、箕面船場駅(仮)という新駅が整備される予定となっており、より通いやすくなるのではないかと期待が集まっています。

東京大学や京都大学に比べると地味に見られがちな大阪大学ですが、実はかなりユニークで魅力がいっぱい。心理学や社会学、教育学などの分野を統合した新しい学部、「人間科学部」のパイオニアでもあります。人間科学部は、もともと哲学科で取り扱っていた「心理学講座」と「社会学講座」を融合する形で生まれました。開設は1972年と、意外に長い歴史があります。人間科学部の目的は「文理融合」。心理学や哲学に興味があり、多角的に学問を深めていきたい人にはぴったりの学部ではないでしょうか。

また、教育理念としての「教養」を重視しているのも大阪大学の特徴。文化や芸術、科学や歴史に触れる機会を設けるため、学生証を提示すれば指定された美術館や博物館などの施設が無料になる「キャンパスメンバーズ」を採用しています。在学中は何回でも無料で入場できるので、学生時代にじっくりと教養を深めることができるのです。

偏差値60以上の学部が多い大阪大学。難関を突破するだけの学力を持っているため、家庭教師バイトを行っている人も多いようです。大学生協でも家庭教師の紹介が行われていますし、大阪の家庭教師バイトを募集しているサイトではより高待遇の案件もたくさん紹介されています。「大阪大学の学生さんに家庭教師をお願いしたい」と考えている保護者の方もいらっしゃるようです。

大阪大学は大阪という実利的な商人の町に根差した、自由な発想や先見性を持つ大学としても知られています。他の国立大学とは違う独自路線が、多くの学生から人気を集める秘訣なのでしょう。


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