最近、大阪でも、いや西日本でも熱いのが高槻市です。確かにそれなりに都会ですし、不便なく暮らせそうだとは思いますが、正直なところそこまで印象に強い街ではなかったはず。しかも、イメージは完全に学生街ですが、「住んでみてよかった町」ランキング１位、「子育て環境の良い街」ランキング１位（いずれもスーモ調べ）とここ最近、一気にイメージがいいようです。行政ががんばっているようですね。

JRを利用すれば、大阪へも京都へも30分以内で行けるという立地で通勤、通学に大変便利です。また、JR以外にも阪急電鉄が通っており、２路線の交通手段があるということは大変強みであると言えるでしょう。交通の便が良い事で、西武や松坂屋の百貨店の他に、高槻アレックスシネマなどの映画館、アルプラザ平和堂高槻店やイオン高槻店など大型商業施設も充実しており日々の生活が非常に便利です。また、郊外には自然が多く残っている点も大きな魅力で、特に、摂津峡はキャンプや渓流釣り、ハイキングなどで季節を問わず関西の人々に親しまれています。

高槻市以外では、お隣の茨木市も、JR,阪急電鉄の２路線が通り、かつ茨木市には、大阪モノレールの駅もありますので３つの鉄道路線がある交通至便な街で人気があります。JR茨木駅の近くには、映画館を併設する大規模なイオンショッピングモールがあり、休日には大勢の家族連れで賑わっています。また、文学者川端康成が若き日に学んだ地であることを記念して川端康成文学館があり、隠れキリシタンの里があったり、茨木童子の昔話があったりと文化の香り豊かな街でもあります。

以上の２都市は、吹田市や豊中市とともに北摂地方と呼ばれますが、北摂地域は教育熱心な土地柄もあり学力レベルが高いとされていますので、それも人気の一つとなっています。