春のイベント:桜の通り抜け抜き


大阪のイベント情報  |

大阪の春は、北区天満にある大阪造幣局の桜の通り抜け抜きには語れません。
日本さくら名所100選にも取り上げられている、浪速の春の風物詩です。
通り抜けと呼ばれる通り、一方通行の桜並木を通過しながらのお花見。お弁当を囲んで宴会をするようなことはできませんが、桜のアーチの中をのんびり歩くと、心が癒されます。
桜並木は、淀川から分岐する大川沿いの全長560m。130種、350本もの桜が植えられており、毎年その中から、今年の花と称して一種が選ばれ、話題になります。
なかには、紅手毬、大手毬、養老桜など、めずらしい品種も多く、花弁のピンクの濃淡が目を楽しませてくれます。開花時期は、品種により微妙に異なりますが、満開の桜並木の眺めは、まさに景勝です。
時間帯によって、まったく異なる雰囲気を見せ、青空の下の桜も素敵ですが、日没後、ぼんぼりでライトアップされた夜桜も幻想的で素敵です。
桜並木が一般公開される期間は、たった一週間ですが、桜を愛でる刹那なひと時は貴重で、毎年心待ちにしています。
入場は無料。大勢の人で混雑しますが、一見の価値ありです。詳しい日程などは、毎年、3月半ばに、大阪造幣局の公式サイトで発表されます。


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