串カツ


大阪のグルメ  |

大阪グルメと聞いて思い浮かぶもののひとつに、串カツがあります。そう、串カツは立ち飲みで気軽に楽しめる大阪グルメなのです。
そんな串カツを提供する立ち飲み屋で、必ず守らなければならないマナーというか常識があるのです。
それは、「ソースの二度付けはご遠慮ください」、「串は床に落とさぬように」というものです。
串カツに付けるソースは、それぞれテーブルに用意されています。それはお客さんみんなが使うものであるため、一度口をつけた串カツを二度つけるなんてことは許されることではありません。これはソースの使用を控えるというケチな発想ではなく、お互い不快な気分にならないよう極めて衛生的な理由により「二度付け」が禁止されているのです。
そして、串をなぜ床に落としてはならないのか、ということですが、これは会計を済ませるときに串の数を数えるためなのです。そのため、串を床に落とすということは、その落とした串の分がタダ食いとなってしまうことになるのです。
串カツの立ち飲み屋では「関東炊き」、つまり「おでん」を提供する店もあります。そこでのマナーは、「おでんのつゆは最後に飲むこと」です。おでんのつゆは限られた分量しかありません。それを一回の注文につき、一回ずつ足せばおでんそのものの提供ができなくなってしまうためです。
以上のことを守れば、大阪の立ち飲み屋でとても楽しい食事ができるでしょう。


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